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多方面にネタバレを含みます。

「ストーリーこそキング」 ピクサーの精神と、日本のアニメについて思うことなど。

日本のアニメに憧れる社員が語るピクサーの裏側【インタビュー】グラント・アレクサンダー
http://blog.btrax.com/jp/2016/10/26/pixar/


「ストーリーこそキング」というのがピクサーの精神という話。
アニメーションは、ストーリー・絵・音楽の総合芸術だけど、根本のストーリーがいまいちだと、どんなに優れた絵も音楽も魅力を失ってしまう。
特に彼らは「世界」を規模に仕事をしているから、脚本の細部にいろんな文化への配慮(忖度、とは違う)も感じる。
そういう多角的な視点は、色々なバックボーンのあるスタッフが共同でストーリーを作るところにあるんだろうな。
ここは日本のアニメーション現場と大きく違うところだと思う。

それにしても、ピクサーであればストーリー作りの文法のようなものがしっかりしてそうだから、よほど下手を打たなければ大丈夫な構造になってるのかと思っていたが、結構危機感を持っているというのは意外だった。
エンタメはやっぱり水モノなんだな。

日本のアニメーションは一人の“天才”に、ひっぱられて仕事をするから、作品作りの精神や技術がそこで途絶えがち。
日本最高のアニメーションスタジオであるスタジオジブリですら、結局有能な後継者は育てられず、アニメ制作からは一次撤退した過去があるし…。
(今は、結局宮崎駿が復帰したから作品作り続けているけれど、彼がいなくなったら、版権管理の会社になるのかなと思う。)

深夜アニメからも、クオリティの高い作品は生まれているけれど、結局オタク層が食いつぶしてしまっている感じがする。
戦後の焼け野原から、アニメーションを復活させてくれた先人の努力を思えば、こんな形で途絶えてほしくはないけれど…。
正直、文化として発展性があるのか?というと、かなり苦しいのでは?と思う。

どうにかならないかなあ。

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