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チラシの裏

多方面にネタバレを含みます。

宇宙よりも遠い場所&魔法使いの嫁

見たアニメの感想などなど。

■宇宙よりも遠い場所
めっちゃよかった…。
友人がオススメって言ってたのでアマプラで一気見したんですが、すげ~~~よかった。
「南極に行く話」というのは知ってたので、自衛隊候補生とかがしらせに乗って南極行く話かと思ったら全然違って、「南極で遭難した母を見つけに行く」というお話でした。南極に行く動機がめちゃくちゃハードで切実だし、キャラクターのバッグボーンも重い子がいるものの、本編そのものは女子高生の青春ストーリーとして気持ちのいい話としてまとまってて、上手いな~!と思いました。
9話のかつての南極観測隊のエピソードと重ねてくるのはアツすぎて泣いたし、11話の「あなたたちは人を傷つけたんだから、ずっとそのモヤモヤした気持ちを抱えて生きていきなよ!!」って報瀬ちゃんの啖呵はスカッとしたし、12話のお母さんの遺品を探すシーンからの、ノートパソコンにメールが届くシーンはぼろ泣きでしたわ…声優さんの演技がまたすごくって。
花澤香菜さんって、こんな声も出せる人なんだと感心しました。声優さんの演技がどれもよかったですな~。

キャラデザが00年代のNHKアニメっぽいというか、あんま萌え萌えしてなくて媚びてない感じなのも、からっとしててよかったかも。(や、まあ、キャラデザもっと萌え系でもよかったですけどね。そしたらもっと評価されてたのではという気もするので、そういう意味では惜しいのかも。)
個人的に、あざといサービスカットとか苦手なんで、そういう百合百合しい感じもあまりなく、女子高生っぽい描写で終始してたのも好感度高かったです。花田先生はほんといい脚本書く時はバけるよな…。なんであんな作品クオリティの落差激しいんだ。

OPがすごく好きだったので、ラスト2話で流れなかったのはちょっと残念だったけど、でもほんといいアニメでした。
報瀬ちゃんはお母さんをなくしてしまったけど、大事な友達と出会うことが出来たんだな…。こういう、別れと出会い(欠落と獲得)を真摯に描く作品には弱いです。

個人的に高校時代はいい思い出が多くて、今でも一番キラキラした時間を過ごせた時期だったと思っています。
物語的にも、「もうすぐ大人・でもまだ子供・今のうちに、何かやらなきゃ」っていうぼんやりしているけど確実な焦りを、一番美しく描けるタイミングだと思うので、本作はそのポテンシャルを最大級活かしてて、よかったなあと思いました。(大学生になると、大人になる現実が生々しくなりすぎて、ちょっとキラキラ感が弱いんだよね、個人的に。)
は~~~青春いいね…ノスタルジー…。

あ、「復活の日」見てたおかげで、昭和基地やら雪上車のシーンはニヤニヤできて、そういう意味でもよかったです。
南極、ロマンだな。


■魔法使いの嫁
めっちゃよかった。(二回目)
1クール目はエアリスが目を離す→チセが単独行動する→事故る→エアリス激怒→チセなだめるの展開ばっかで「ワンパターンすぎ!!」ってなってましたが、その展開が2クール目最終回で生きてくるっていう構成…見事だった…。

「言葉はわかりあうためではなく、話し合うためにある。これから何かあった時は、きちんと話し合って、お互いのいいところを見つけましょう」っていうチセの言葉な…。
1クール目の彼らは圧倒的にそれが出来ていなくて、それでああなっていたわけで。
「言わないと伝わらない」というのは単純明快な事実だけど、実社会でもこなせている人は少ないですよねえ。
ファンタジー要素を色々ブッこみつつ、落ちるところはコミュニケーションの大事さっていうところだったわけですね。

自殺しようとして自暴自棄になってたチセがここまでこれたことにたいして「あなた(エアリス)だけではだめだった。ほかの人もいたからこう思えるようになった。でも、あなたがいなければ、こうはなれなかった。」というのが真摯でよかった。
OPの「一人きりじゃない世界 だけど君はたった一人 君しかいない」って歌詞が本編にめっちゃ生きてきてたな…
2クールの尺をうまく使った良アニメでした。

最近どんどんアニメを見る体力が落ちてきてる感じあるけど、こういう良作に出会ってしまうと、やっぱまだまだアニメ好き~~見る~~ってなる。

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