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チラシの裏

多方面にネタバレを含みます。

ラ・ラ・ランド

「ラ・ラ・ランド」見てきました~。
第一印象として、そんなに騒ぐほど特出した作品だろうか?まあまあ普通ぐらい?って感じでした。
予告編とか情報入れずに期待値だけ上げて行ってしまったのがよくなかったか・・
ハッピーなミュージカル映画!というノリで見に行ったので、二人が付き合い始めてからのラブラブ!デート楽しい!ウキウキ!なシーンが始まった途端(あかん!これ最後別れるパターンや!!!)って気づいてからはアアーーーってなりつつも…。「もしかしたらありえたかもしれない道」がびゅわ~~と描かれるシーンはぐあっときました。
反面あまりミュージカルミュージカルしてないので、ミュージカルを期待して見に行くと的はずれかも。全体として考えると冒頭のシーンとかすごく浮いてる気がするな…。
主題としては「恋に落ちたシェイクスピア」に似てるかな?と。(シェイクスピアのが私は好きですが。)
でも後半はぼろぼろ泣きながら見てしまいましたが。創作やってて「何者にもなれない」って挫折を感じたことある人間には中々くるものがあるよな。別にそういう経験なくても全然感じる人は感じると思いますけどね!「ありえたかもしれない未来」という甘い夢ってキツイよな~。挫折したエマを再起させるのは恋人であり同じ夢追い人のセバスチャンだけど、それを機に二人はやはり別々の人生を歩むって構図はわりと好きかもしれない。大事な人だけどお別れするっていうのは下手にくっついてラブラブハッピーエンドよりも生々しいリアリティがあるよな…。エマは女優として大成功して結婚してかわいい娘もいて裕福な生活してるっていうのもなんか半端に生々しい(^^; いや、セバスチャンも自分のお店を持てたから二人とも成功してるんだけどね。全てを手に入れることはできない・何かを得るためには犠牲が必要っていうことなのか。生々しい。

レトロムービーの小ネタがちょいちょいあるので、古い映画が好きな人はクスッとくるかも。
映画で出てくる音楽もちょい懐かしめなやつが多いのがよかった~。Take On Meとか。
最近の映画ならCGでやりそうな演出をひたすらアナログな手法で撮っていたのは面白かったです。
照明の感じだけでもあれだけ表現できるんだな~と。

“死に瀕しているジャズ”を救いたいと思うセバスチャンが、友人から「過去に固執するな。ジャズを切り開いた人間は皆伝統を覆して未来を作ってきた人間ばかりだ。お前はジャズを救えていない。」って言われるシーンはグっとくるし、耳が痛い気持ちでした。

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続いて、家でロバート・ゼメキス監督の「コンタクト」見ました。
“おすすめSF映画十選!”みたいなブログ記事でおすすめされてたので意気揚々と見たんですが、うん、まあふつうかな・・・って感じで。
いや、キーワードはすごく自分好みだったんだよ…ベガから空間転移装置の設計図が暗号文で届くのとかさ、転移した先で亡き地父親に扮した宇宙人と会って「これは(人類が宇宙へ進出するための)第一歩だよ」と言われるとか、ラストの18時間とか、神を信じるか否かの宗教観と科学の対比とか…。
ただいかんせん、最近の映画になれてきた目で見るとCG部分がチープに思えてしまってどうにものめりこめなかったり。
ちょっとふっくらしたヤサ男っぽいマシュー・マコノヒーはえろくてびっくりでよかったんだけど(でもキャラ的にはインターステラーのほうが断然好きですけど)、恋愛部分はなんか微妙だな…てなったり、中盤の陰謀論的に金持ちの元技術屋のおっさんが接触してくるとことかは面白い反面この映画・この主題でやるにはチープじゃねーか!?ってなったり。
あとは日本のトンデモな描かれ方がどうもアレですた。「ティファニーで朝食を」のユニオシみたいな…。
いやでも、ラストの18時間オチはすごくよかったぞ。マシュー・マコノヒーの「科学と信仰はやり方は違うけど目指すところは同じ」って言うセリフもよかったし。
だからこそ色々と…あーーもったいない…となりました。

「宇宙は地球人だけで使うには空間がもったいない」って言うキーワードもよかったね!
下手なセリフよりもよっぽどロマンがあるし、(宇宙人、いるかも!)っ気持ちにさせてくれる名ワードでしたよ。

それにしても本作を見ながらほんとにCG部分がもったいないなあと思ったんですが、最近のすっごいCG映画たちも数十年したらこんな感じになるのだろうか…?うーん?まあCG過渡期ぐらいだからそう感じただけか?
旧作スターウォーズなんかは全然チープに思わないんですけどもね。
私はSF映画で一番映像がSFしててかっこいい!と思うのはスタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」なんですが、…あの時代に、あれだけの映像を撮ったスタンリー・キューブリックはやっぱりすごかったのだなあと思いました。きっとこの映画はあと何年経っても映像がかっこいい映画として自分の中に残り続けるのだろうと。ストーリーとか総合的に考えたら(?)って感じの映画ですけどね。クラークの原作読まないとほとんど意味わからんよな…

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